contact of the day

Dragonfly

2011/08/11

このところ、モンスーンの雨が降る
タイミングがすこしずつ早くなってきた

今日は散歩の最中にとんぼを見かけた
一匹ではなく、たくさんの群れ

まだまだ暑いけれど
少しずつ季節は変わってゆく

終わりの始まり

2011/08/01

8月が始まり
断食月が始まり
そして、パキスタンでの最後の月が
始まった

あとひと月で
この時間も終わるのだと
犬に言い聞かせながら
散歩する夕べ

とんでもないところ

2011/07/30

世界の屋根、三つの山脈の狭間で
交わした言葉は
「また、とんでもないところに
来てしまいましたね」
だった

有朋自遠方来 不亦楽

2011/07/23

1999年にシリアの最果てまで行った
日本にいる友人が
イスラマバードにやってくる
今度はパキスタンの最果てを目指す旅

相似

2011/07/20

どんなに便利さを追い求めたところで
豊かさに繋がるわけではなかったことと

どんなに安全な数字や言葉を重ねたところで
安心に繋がるわけではないことは

どこか似ているような気がする

いつまで

2011/07/18

日常はいつまでも続かない

こんな暑い日々が延々と
続いてもらっても困るのだけれど

そんなことを思いながら
毎日犬の散歩をしている

この風景から自分だけが居なくなるのは

あと1ヶ月と少し先

行き過ぎるものたちへ微笑を

2011/07/02

バンコクを歩いていると
西から来たものと東から来たものが
混じり合うカオスを感じる

そこはどん詰まりの袋小路ではなくて
交差点のような場所だから
混じり合いながらも
滞留することなく、行き過ぎる
風通しの良さを感じる

拝啓 Dean & Deluca 様

2011/07/01

イタリア人が
ニューヨークで開いたデリの
バンコクにあるブランチで
抹茶と小豆のアイスラテを
飲んでいます
僕はニホンジンです

初めての台湾

2011/06/30

この街は
映画の舞台になってから
大きく変わってしまったという

変わらない風景と
変わってしまった風景が
入り混じる九份

その場所に立ってみて
自分が何を見たかったのかが
よくわからなくなった

かつて
台湾という国は
日本だったことがある

日本ではなくなった日を境に
この国は
どれほど変わってしまっただろう
日本は
どれほど変わってしまっただろう

昔に遡って想いを馳せる
時間旅行に
タイムマシンは要らない

つながるもの

2011/06/28

やまびこ、なすの、のぞみ、ひかり、さくら
短い一時帰国の間に
いろいろな名前の新幹線に乗った

駅で、青森、鹿児島という行き先表示を見て
本州が北から南まで
つながったのだと実感した

大地震の話

2011/06/26

日本に一時帰国
いろいろな人に大地震の話を聞く

その時にどうしていただとか
その後どんなだっただとか
その場所、その人、それぞれの話

100日という時間のせいで
少し落ち着いた部分もあるのだろう
まるで初めて人に話すことのように

そうやって、いろいろな人の話を聞くことは
とても大事なことに思えた

それでもまだ
ほんとうに大きな被害を受けた人とは
話していないのだけれど

それでも身体は動く

2011/06/16

イスラマバード、毎日のように
40度を越える猛暑の中
昨年は怪我のためできなかった
テニスやら水泳やらをやっているのだけれど

早朝6時のテニスで既に気温は30度とか
温水プールのような普通の屋外プールとか

同じスポーツに感じられないぐらい
全く初めての環境での体験
爽やかに汗を流して気持ちいいというよりも
暑さを我慢してじっとしているよりは
不快感が少ない、、ぐらいの消極的な快適さ

そんなふうに今年の夏が
身体に刻み込まれるのだ

人生のピース

2011/06/11

同じピースを選んだのに
ずっと前に手にとった時とは
ピースの形が変わっていて
ぴったりとはまる
場所が見つかる

そうやって
長い時間をかけなければ

はまらないピースが
このジグソーパズルには

いくつもあるのだろう

悲情城市

2011/06/10

確か大学生の時に
評判になっていたけれど
観そびれていた映画
「悲情城市」を見た

あの時、この映画を見なかった
時間を選んだのは
僕自身だ

何ものも変わらずにいることは出来ない
時間だけは
変わることなく流れ続ける

島国育ち

2011/06/04

カラチからの便で
イスラマバードに戻ると
案外と涼しい夜の空港

内陸のイスラマバードは
風が全く吹かない
乾いた気温40度の世界

海に面したカラチは
湿った風が吹く
モンスーンな暑さ

不思議なことに
カラチのジトッとした暑さが
自分には意外と肌に合う
決して快適ではないけれど
なぜか島国育ちの肌には合うのだ