contact of the day

アップルミントとペパーミントが
全く手入れをしていない小さな庭に
自生していた。
お茶の時間が、ちょっと楽しみになった。

よく晴れたので、海岸まで富士山を見に行った。
コンビニで買ったサンドイッチとカフェオレが朝ご飯。
河口を歩いていたら
青いつやつやした体と、細く長いくちばし
本物のかわせみを初めて見て
朝からずいぶんと得をした気分になった。

歯を抜いた。
体の一部が不自然な形で離されてゆくというのは
あまり気持ちいいものではない。
抜いた歯を見せてもらったら、
これは抜くしかないなというようなひどいものだったけれど
せめて自分で処分しようと思って、
もらって家に帰った。

使わなかった筋肉や
使わなかった脳みそを動かしたせいで
体のあちこちが「みしみし」と音を立てている週末
体はびっくりしているに違いない
昨日と同じ今日は無いのだから
昨日と同じ自分ではないと思えば
いつだって新しいことが出来そうな気がする
使っていなかったあちこちが、「みしみし」と音を立てて
可能性の扉が開くのだ

contact me というのは
遥か遠くをおもう、ということです。

時間や空間を超える
言葉やおもいがあるのだと
信じることで
少し気が楽になることがあるならば

逆に
どこかを超えてきた誰かのcontactを
自分も受け止められるように
しっかりとしなくてはいけないと
いうことです。

スーパーに行く道の途中に猫の集会場がある
ぽっかりとした、ただの空き地なのだけれど
そこにはかならず何匹かの猫が集っている。
ほかにもスーパーに行く近道はあるのだけれど
いったいなにをしているのだろうかと
気になってしまって、ついついその道を通ってしまう。
いつも猫たちに、じっと見られながら。

新しいのに、懐かしい空気の中にいます
緊張しながら、とてもリラックスしています
予想もしなかったけれど
それはずっと定められていたのかもしれないし
本当に何が起こるかわからないけれど
起こってしまえば、偶然なんてありえないようにも思えるので
これからも未来の、予想はしません。

葉山の御用邸は、西側が海に面している。
砂浜の一段高いところにあるボックスには
いつも警備のひとが立っている。
「こんにちは」「ごくろうさまです」
今日も午後の砂浜を散歩した。
光る海、雲の色、波の音、ほんとうに気持のいい散歩。
警備のひとは何時間も、どんな事を考えながら
海を見続けているのだろうと、ちょっと思った。

引っ越しの準備を進めている。
家ではなくて、このサイトの引っ越しだ。
ご勝手にも、登録していたサービス会社が統合とかで名前が変わるらしい。
こういうことに手間をかけないのが、電子社会のいいとこじゃなかったのだろうか
物理的に物を動かすわけではないので、
そういうエネルギーはかからないのだけれど。

サイトの更新を久しぶりに始めた日
雨の降る渋谷でジョル天メンバーと食事をしながら
変わらないノリと、変わらない話題に
まだジョルダンにいるような気がした。
家に帰ったら、また別の久しぶりの人から
このページを見たと、メールがあった。
懐かしさが繋がってゆく、不思議な経験。

日本で家も借りてあっという間に一か月が過ぎました。
環境はいろいろと変わりましたが、重かった腰を上げてWebサイトの更新を再開しました。
自分の日々を活性化していかなければ、日々の更新は再開できないと思っていたので、この２か月間ほどは自分自身ものんびりと停滞していたのだなと感じています。
新しい住処は神奈川県の葉山町です。
山と海があって、静かな場所、とても気に入っています。