contact of the day

the kid with a bike

2012/04/06

取り戻そうとする努力のために
何かを失い続ける
そんなもがきの中でしか
ほんとうに求めていたものに
気がつくことはできないのかもしれない

風を切って走り抜けながら
見えなかった世界を感じるために
少年は自転車を漕ぐ

のんびり

2012/03/30

春休みということもあって
プールに通い始めた

30分ほど
てくてく歩いて

小一時間ほど
のんびり泳いで

30分ほど
てくてく歩いて帰る

異国の春

2012/03/27

暖かい日差しに
たくさんの花が咲き
道行く人の服装も
明るく軽くなった

春を待ち遠しく想う国もあれば
そうではない国もある

桜に特別な思いを抱く国もあれば
らっぱすいせんに春を感じる国もある

カザフスタンでは、春分の頃に新年を迎えるという
Happy New Year が春の挨拶なのだ

そんな話を聞きながら
はじめて春を迎える国で
またどこか、異国の春を思うのだった

BBC

2012/03/18

今、お気に入りに登録している
Doctor Who
10代目ドクターの再放送を欠かさず見ている

日本にはウルトラマンと仮面ライダーがいるように
イギリスには1963年からDoctor Whoがいるのだ

BBC

2012/03/17

最近TVをよく見るようになった
BBCの番組ばかりだけれど
ドラマもドキュメンタリーもとても面白い

しかも殆どの番組が放送後
一週間はストリーミングで
ダウンロードすれば一ヶ月の間
好きな時間に見られる

現代ロンドンを舞台にしたシャーロックホームズ
Sherlock

子供たちへのインタビューだけで綴った
Children of Tsunami

Adaptation

2012/02/26

空いた映画館でWar Horseを観た
つまらない映画ではなかったけれど
一昨日読み終えた原作のほうが
よかったと感じた
残すはロンドンで上演されている舞台
けれどこちらは今だに
2ヶ月先まで満席

Music of the night

2012/02/25

ロンドンのロイヤルアルバートホールで行われた
「オペラ座の怪人」25周年特別公演を
iTuneMovie で観た
もう文句なしに素晴らしい

途方もない時間と人が
積み重なって聞こえるミュージカル
舞台も、客席も
積み重なった想いに埋め尽くされていた

そして今日も劇場で
二度と見られない瞬間が
湧き起こっているのかと思うと
ロンドンに行きたくて
居ても立ってもいられない

楽しい博物館

2012/02/20

スコットランド博物館に行った
おもちゃ箱をひっくりかえしたような
なんでもありな感じが
楽しくてしょうがなかった

月はくまなく

2012/02/06

夕方、交差点を渡ろうとしていた時
前から歩いてきたおばさんに声をかけられた
とっさのことで、何を云われたのか
よく聞き取れなかった僕は
わけもわからず適当な返事をした

おばさんの歩き去る方向に振り向くと
昇ったばかりの満月
そして何をいわれたのか分かった

「今夜は満月、綺麗な月ね」

雨の土曜日

2012/02/04

天気予報によると
この週末は寒波で
場所によっては雪の様子
エディンバラも寒いけれど
雪はもっと南で降っているようで
不思議な感じがする
朝からしとしと降っている雨は
夜半には上がるらしい
日本は立春

僕は久しぶりに
天気予報の必要な国に
住んでいる

言語という関数

2012/02/01

言葉を学ぶということは
世界と自分との関わりを
学ぶということなのかもしれない

世界はひとつだけれど
言語の数だけ
違う関わり方がある

だから新しい言葉を知るということは
新しい世界の見方を知るということなのだ

忘備録(2011−2012)

2012/01/09

11月末に渡英してアパートを借り、新しい生活の準備
12月にはロンドンで友人と弾丸ツアー
古くて新しいApartment hotel
BigBenの音
マンマとレミゼ
端切れを探してLiberty
床の傾いたInn
セブン・シスターズの風
ストーンヘンジを走って一周
弾丸の速度は10年前とあまり変わっていなかった

年明け10日前に日本に帰国
葉山から荷物をとりに福島へ
渡英のための荷物を作って東京へ
二子玉で外食、日本の食事はまったく素晴らしい
岡山へ、冬の澄みきった強風の瀬戸内海を見る
岡山から大阪、京都経由で奥飛騨へ
福島で履き変えたスノータイヤが初めて威力を発揮するも
相変わらずオーバーヒート気味
気持ちの良い柔らかいお湯につかり
除夜の鐘を初めて突く
奥飛騨で年明けを迎える
だし巻き、ビーフシチューと豚まんは定番化
いろいろな人と会って
いろいろとしゃべっていたせいか
声がかれてしまう
やっとGlobeTrotterを応急修理して出発の気分
奥飛騨から葉山に戻り英国へ出発

エディンバラのIKEAで机と椅子、
ホームセンターでベンジャミンと小さな盆栽を買った週末
2泊3日の旅行をずーっと繰り返し続けているような
一ヶ月間だった
痛かった喉も、ようやく直り
今日新しい英語のコースが始まった
アパートのドアを開けたら真ん丸な月が見えた
シフトチェンジ、やっと日常が始まる

七人姉妹の3台の自転車

2011/12/11

白い波頭の立つ
ドーヴァー海峡から
冷たい冬の風が
びゅうびゅうと吹きつけても
なんだか嬉しそうに
玉砂利の海岸線を歩く

目的地はいつも、次の出発地

振り返れば
向かい風は追い風に

10年ぶりの旅

2011/12/08

10年ぶりの旅の始まりは
Paddington駅
未来も過去も
流れる人に綯交ぜにされて
冷たい冬の空気が流れる
高い天井の駅舎

古くて新しいホテルを経由して
僕たちはMamma Mia!へと向かいました

the second day

2011/12/04

やっぱり慣れない
スコットランド訛りに、頭を抱えながら
フラットを探した翌朝
街にはうっすらと雪が積もった

最初に見た物件
今までに行ったことのない
少し街から離れた場所に決めた
裏庭もあるし、東向きの寝室の窓もある
なによりも、とてもよさそうな大家さんだった
ただしスコットランド訛りはきつい
ここを出る頃には
少しは訛りに慣れているだろうか