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雨の土曜日

2012/02/04

天気予報によると
この週末は寒波で
場所によっては雪の様子
エディンバラも寒いけれど
雪はもっと南で降っているようで
不思議な感じがする
朝からしとしと降っている雨は
夜半には上がるらしい
日本は立春

僕は久しぶりに
天気予報の必要な国に
住んでいる

言語という関数

2012/02/01

言葉を学ぶということは
世界と自分との関わりを
学ぶということなのかもしれない

世界はひとつだけれど
言語の数だけ
違う関わり方がある

だから新しい言葉を知るということは
新しい世界の見方を知るということなのだ

忘備録(2011−2012)

2012/01/09

11月末に渡英してアパートを借り、新しい生活の準備
12月にはロンドンで友人と弾丸ツアー
古くて新しいApartment hotel
BigBenの音
マンマとレミゼ
端切れを探してLiberty
床の傾いたInn
セブン・シスターズの風
ストーンヘンジを走って一周
弾丸の速度は10年前とあまり変わっていなかった

年明け10日前に日本に帰国
葉山から荷物をとりに福島へ
渡英のための荷物を作って東京へ
二子玉で外食、日本の食事はまったく素晴らしい
岡山へ、冬の澄みきった強風の瀬戸内海を見る
岡山から大阪、京都経由で奥飛騨へ
福島で履き変えたスノータイヤが初めて威力を発揮するも
相変わらずオーバーヒート気味
気持ちの良い柔らかいお湯につかり
除夜の鐘を初めて突く
奥飛騨で年明けを迎える
だし巻き、ビーフシチューと豚まんは定番化
いろいろな人と会って
いろいろとしゃべっていたせいか
声がかれてしまう
やっとGlobeTrotterを応急修理して出発の気分
奥飛騨から葉山に戻り英国へ出発

エディンバラのIKEAで机と椅子、
ホームセンターでベンジャミンと小さな盆栽を買った週末
2泊3日の旅行をずーっと繰り返し続けているような
一ヶ月間だった
痛かった喉も、ようやく直り
今日新しい英語のコースが始まった
アパートのドアを開けたら真ん丸な月が見えた
シフトチェンジ、やっと日常が始まる

七人姉妹の3台の自転車

2011/12/11

白い波頭の立つ
ドーヴァー海峡から
冷たい冬の風が
びゅうびゅうと吹きつけても
なんだか嬉しそうに
玉砂利の海岸線を歩く

目的地はいつも、次の出発地

振り返れば
向かい風は追い風に

10年ぶりの旅

2011/12/08

10年ぶりの旅の始まりは
Paddington駅
未来も過去も
流れる人に綯交ぜにされて
冷たい冬の空気が流れる
高い天井の駅舎

古くて新しいホテルを経由して
僕たちはMamma Mia!へと向かいました

the second day

2011/12/04

やっぱり慣れない
スコットランド訛りに、頭を抱えながら
フラットを探した翌朝
街にはうっすらと雪が積もった

最初に見た物件
今までに行ったことのない
少し街から離れた場所に決めた
裏庭もあるし、東向きの寝室の窓もある
なによりも、とてもよさそうな大家さんだった
ただしスコットランド訛りはきつい
ここを出る頃には
少しは訛りに慣れているだろうか

空飛ぶ自転車(再)

2011/12/02

かくして、自転車は再び空を飛び
生まれた国へとやってきた

重いケースをずるずると運びながら
初めてホグワーツに向かうハリーポッターの気分で
キングスクロスの駅にいる

古い街へは、やっぱり列車で行くのが
なんだかとてもしっくり来る

旅なれた場所のはずなのに
わくわくどきどきとても新鮮な気分だ

空飛ぶ自転車

2011/11/12

海を渡ってようやく届いた
アップルグリーンのBromptonで
葉山の海沿いを走る
スコットランド~イングランド
~パキスタン~そして日本へと
旅してきた小さな自転車は
間もなく空を飛んで
スコットランドに戻る
乗り手と共に

甲府でいただくビーフシチュー

2011/11/06

前の日から仕込んでいただく
ビーフシチューはこのところ
節目節目に登場する
大事なジョル天レシピとなった

そして今日もまた
いつものごとく
されど特別な一日

京都の日々

2011/10/27

秋晴れのひんやりした空気の中
暖かな日差しを背中に受けながら
澄んだ岩倉川沿いの小道を歩いて
ギャラリーに向かう

京都に来ると
大学生に戻ったような気分になる
変わってゆく街並みの中で
絶え間ない川の流れと
季節で変わる山々の表情
おいしい豆餅
神社仏閣
いろいろな速度で流れる時間を
受け止める寛さがある街