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ソダーバーグのソラリスを観た

2003/04/17

自分も、この世界も誰かの夢かもしれない。
生きているのではなくて、生かされているのかもしれない
そんな現実の中で、頼りになるのは
目にも見えないし、触れることも出来ない
けれど、明らかにそこにある、その感情。

感謝

2003/04/16

ジョルダンにいるイラク人に
「米国を支持してくれてありがとう」
と、言われた。
それが冗談なのか、本気なのか
僕は聞き返さなかった。

眠ってはいけない

2003/04/15

ソダーバーグ監督のリメイク版が公開されているので、
映画館に観に行く前に、もとになった、
30年前の「ソラリス」をDVDで観た。
大好きな映画。いつものように途中で眠くなる
そしてその「眠り」さえもが、
映画の一部のような気がしてくるのだ。

アンダーグラウンド

2003/04/14

「昔あるところに国があった」で始まり、終わる
ユーゴスラヴィアの映画。
「生まれた土地」に、たまたま、その「国」があったに過ぎない。
「国」を愛するよりも「生まれた土地」を愛することの方が
ずっと自然なことなのだ

失うものなど

2003/04/13

何かを得る時には
たいてい、同時に何を失っている
失われたものに心を馳せることは
得るものが大きい時ほど、大事な気がする。

準備

2003/04/12

ベランダのほこりを払い
窓を拭きました
夏真っ盛りの頃には、もうここにはいないけれど
夏を迎える準備をしました。

戦場にいなくても

2003/04/11

共有された映像と、共有された言葉で、
大きな出来事を体験するのではなく
想像力と感受性で、体験を自分自身のものとしなくては
世界と個人はどんどん剥離して行くような気がする。

家族

2003/04/10

友人の家族、
父親、クウェートで働いていたことがあるパレスチナ人、
母親、シリア人、姉、クウェートで生まれた、
数カ月前イラク人と婚約。
一家はアンマンの新興住宅地に住んでいる。
最近のイラク報道で、父は不機嫌、母はシリアが気掛かり、
義理の兄弟になるイラク人は機嫌が良いが父と口論は絶えず、
婚約者の姉はイラクにはいついけるのかと情報収集をはじめた。
一番小さな弟が、戦争を報道するテレビ番組を見て
分けも分からず泣いている、という。

青空のむこう

2003/04/09

とてもきれいな青空。
仕事の帰り、デザートハイウェイという道を走る車の窓から
東の空を見ていました。
800km離れて、この荒れ野の先にあるバグダットという街へも
この青空は続いているのだろうかと思いました。

語りにくいこと

2003/04/08

ソ連の解体も、ベルリンの壁の崩壊も
自分には遠い外国の話でした。
けれども、今回は、自分は隣の国でそれを経験している。
これは何が起こっているのか、どういうことなのか
最近、ますます何も言えなくなって来たような気がするけれど
語りやすいことだけを、語らずに
語りにくいことこそを、語らなければいけない時もあるのだと思う。