contact of the day

今日は快晴
初めてスクーターに乗って走る。
自転車でも、車でもない、乗り物
流れる空気と景色
３時間半かけてやっと家までたどり着いたのに
もう明日はどこに行こうかなと考えている。

自分のものではない他人の悲しみや苦しみを
想像することは大事なことだ。
そしてその悲しみや苦しみを憎しみにつなげないためにも
想像するのは大事なことだ。
そのためには
悲しみや苦しみでもがいた経験が必要なのだろうか？
生身の他人というのは
そんなに簡単に憎めるものではないと思うのだ。

アップルミントとペパーミントが
全く手入れをしていない小さな庭に
自生していた。
お茶の時間が、ちょっと楽しみになった。

よく晴れたので、海岸まで富士山を見に行った。
コンビニで買ったサンドイッチとカフェオレが朝ご飯。
河口を歩いていたら
青いつやつやした体と、細く長いくちばし
本物のかわせみを初めて見て
朝からずいぶんと得をした気分になった。

歯を抜いた。
体の一部が不自然な形で離されてゆくというのは
あまり気持ちいいものではない。
抜いた歯を見せてもらったら、
これは抜くしかないなというようなひどいものだったけれど
せめて自分で処分しようと思って、
もらって家に帰った。

使わなかった筋肉や
使わなかった脳みそを動かしたせいで
体のあちこちが「みしみし」と音を立てている週末
体はびっくりしているに違いない
昨日と同じ今日は無いのだから
昨日と同じ自分ではないと思えば
いつだって新しいことが出来そうな気がする
使っていなかったあちこちが、「みしみし」と音を立てて
可能性の扉が開くのだ

contact me というのは
遥か遠くをおもう、ということです。

時間や空間を超える
言葉やおもいがあるのだと
信じることで
少し気が楽になることがあるならば

逆に
どこかを超えてきた誰かのcontactを
自分も受け止められるように
しっかりとしなくてはいけないと
いうことです。

スーパーに行く道の途中に猫の集会場がある
ぽっかりとした、ただの空き地なのだけれど
そこにはかならず何匹かの猫が集っている。
ほかにもスーパーに行く近道はあるのだけれど
いったいなにをしているのだろうかと
気になってしまって、ついついその道を通ってしまう。
いつも猫たちに、じっと見られながら。