エジンバラフェスティバルだより(3)
2003/08/11
「LOFT」という舞台をみた。
一人の舞踏家によるパフォーマンス、
ステージとほぼ同じ大きさのスクリーンがバックドロップとなって
いろいろなイメージが映し出される。
主に舞台で踊っている舞踏家その人が映し出されるのだが
そこにいろいろと仕掛けがあって舞台と映像とのからみが面白い。
タイミングが見事で、舞台に映像を合わせているのか、映像に舞台をあわせているのか、
わからなくなる。そういう意味では作品としてとてもうまく融合している。
けれど目の前で踊る肉体よりもいつのまにかスクリーンの方に目がいってしまうのはどうしてだろう。
目の前の役者が何をするかよりも、スクリーンに何が映るかということに期待がいってしまうのだ。
もちろん自然とそちらに目が行くように、演出されているのだろうけれど、、、
映像は時に、照明や装置のかわりにもなれば、主役のかわりにもなる。
メディアとしての映像が、舞台上でその本領を発揮しはじめると、
生身の役者でさえ食われてしまう可能性があるのかもしれない。
一人の舞踏家によるパフォーマンス、
ステージとほぼ同じ大きさのスクリーンがバックドロップとなって
いろいろなイメージが映し出される。
主に舞台で踊っている舞踏家その人が映し出されるのだが
そこにいろいろと仕掛けがあって舞台と映像とのからみが面白い。
タイミングが見事で、舞台に映像を合わせているのか、映像に舞台をあわせているのか、
わからなくなる。そういう意味では作品としてとてもうまく融合している。
けれど目の前で踊る肉体よりもいつのまにかスクリーンの方に目がいってしまうのはどうしてだろう。
目の前の役者が何をするかよりも、スクリーンに何が映るかということに期待がいってしまうのだ。
もちろん自然とそちらに目が行くように、演出されているのだろうけれど、、、
映像は時に、照明や装置のかわりにもなれば、主役のかわりにもなる。
メディアとしての映像が、舞台上でその本領を発揮しはじめると、
生身の役者でさえ食われてしまう可能性があるのかもしれない。