contact of the day

back to joruten TOP

歌の力

2010/01/07

ロンドンでミュージカルを3本
初めて見る、Wicked
思ったほど感動しなかったのは
ストーリーは良かったのだけれど
歌が自分にはあまり届かなかったからなのかもしれない

2度目の、Les Misrables
何度目か忘れてしまった、Mamma mia!
劇場が変わったり、キャストが変わったりしても
いつものあの曲がかかると、みんなが
静かに口ずさむのが、空気から伝わる
歌の力は凄いものだと改めて感じ入った

過去と未来の間

2010/01/06

第九も聴いて、JAZZも聴いて
カバも見て、大きくなったクヌートも見た
東の塔に登って、新し議事堂にも登った
現在が過去と未来の間にあることを
ベルリンでは強く感じられる

バウハウス

2010/01/03

BAUHOUSEアーカイブを訪れて
1919 から1933までのたった14年しか開かれなかった
美術と建築の学校の事を知る
その理念は今でこそすんなりとわかりやすいけれど
当時は理解不能と思われたかもしれない

今でも売れ続けていると言う
バウハウスデザインの椅子がある

この10年ぐらいの間に
機能性とシンプルさそしてそれゆえの美しさを
持った商品はとても増えたように思う
バウハウス的なのか、バウハウスまがいなのか
バウハウスリスペクトなのかは、よくわからないけれど

モノは沢山あるけれど
本当に気に入るモノを見つけることは
自分にとってはいまだに難しく
見つからなければ作るしかない

自分の手で、自分の気に入るものを
作ることができるように
なりたいものだと思った

Ein glckliches neues Jahr!

2010/01/01

ポツダムプラザのフィルムミュージアムのショップで
マレーネデートリッヒのCDとメトロポリスのポスターを買う
3Dメガネをかけてキャメロンの新作映画「アバター」を見た
ローザ・ルクセンブルク通りの日本食レストランで
無理を言って、年越しそばを出してもらう
「ありがとう、良いお年を」とシェフに声をかけ
ブランデンブルグ門まで急ぐ
溢れかえった人で、門には近づくことすら出来ないけれど
みんなでカウントダウンの Ein glckliches neues Jahr!
誰かが開けたシャンパンが空から降ってくる
花火が至る所であがっている
爆竹の音に時々びくっとする
戦争の時も、平和なときも、人は火薬を使うのだなと思う
迷路みたいなホロコーストモニュメントでは子どもが遊んでいる
門前のステージではショーが続き、みんな縦に揺れている
屋台のソーセージをかぶりつく
汚れた雪の泥濘には空瓶や爆竹が転がっている
街には人があふれて2010年の初夜は続く

ベルリンの壁が崩れて12年、まだまだいろいろな壁はある
僕は明らかにいつもとは全く別の世界にいるけれど
これも世界の一部

2010

2010/01/01

大晦日、ベルリン
ここで年を越すのは2回目だ

これまでいろいろなことがあったし
いまもいろいろなことがおこっているし
これからもいろいろなことがあるだろう

失敗と後悔を幾つも重ねながら
それでも、少しづつでも、人間はよくなる方向へと
進んでいくのだという
そんな希望を抱かせてくれるこの街から

HAPPY NEW YEAR

残されたもの

2009/12/10

2匹の子犬を先月から飼い始めた
名前はデュードとチャイ
この土地の言葉で、ミルクとお茶
しばらくして、2軒隣の家に迷い込んでしまったチャイが
そこで飼われているシェパードに噛み殺されてしまった
人と人が殺し合うこの土地で、犬が犬を殺す
デュードを撫でながら
僕たちは生き残ったのだと
話しかけた

20年前

2009/11/14

20年前には大学で演劇をやっていたのだが
20年後には何をやっているのか
Twenty years from now you will be more disappointed by the things that you didnot do than by the ones you did do.
「Mark Twain」

今から、20年たったら
したことよりも、しなかったことのほうを
悔やんでいるだろう
マークトウェイン

お金の争い

2009/11/08

それは、お金で人を動かす人たちと
お金ではないもので人を動かす人たちとの
闘いではなかったのか

イタリア軍が保身のため
敵にお金を渡していたという
ニュースを見て思った

結局はお金を求める
争いしかないのだろうか

1982年のベストアルバム

2009/11/05

中島みゆきの「寒水魚」を
iTunes Music Storeで買った。
高校生の時、友達のレコードから
カセットテープに録音してもらって
聞いていた時以来
耳にした音は
古くもあり、新しくもあり
日本から遠く離れた国で
懐かしい「悪女」を口ずさむ

これも一つの
想像もしなかった未来

敵意の在処

2009/10/31

どこで、いつ、何が起こったのか
様々な情報がすぐに手に入るようになって
そして、敵意のありかがどこにあるのか
ますますわからなくなってしまった

目の前にいる人間ですら
それを探すことは
難しいというのに