「contact me ギャラリー」、今回は、月の写真です。
こんなに出しちゃっていいのかというぐらい、惜し気もなく出してしまいましょう、、とは言ってみてもたった7枚ですけど、、、ジョルダンの月のある風景です。
ジョルダン発、仲秋の名月を、どうぞお楽しみくださいませ。
ここでは、月の存在感が、日本と全然違います、町の中でも、不思議と、大きく、きれいに見えます。アラビア語で月の光は太陽の光とは違う呼び名がついていて、ヌールといいます。美しさを象徴する言葉の一つです。
最初の4枚は、ワジラムという、ジョルダン南部の砂漠地帯で撮った、朝の月と、夕方の月です。
ワジラムへは、日の出ならぬ「月の出」をよく見に行きます、満月を過ぎた月が、ゆっくりと、岩山の端から昇ってきて、砂漠を青い光で満たしてゆく様は、息の止りそうな美しさなのです。そして、月の光を肌で感じて、「浴びる」ことができるのも砂漠の月夜の素晴らしさです。
星の降る夜も、青い光に満ちた月の夜も、どちらも捨てがたい砂漠の二つの夜なのです。
残念ながら月夜の写真はありません、そんなきれいなもの、写真に撮れるわけないじゃありませんか、、
次は、ジョル天にしては珍しい!!純粋な天体写真?!です。アンマンの児童館「ハヤセンター」にある21cmの反射鏡で撮影したものです、6年ぐらい前かな、、、ずいぶん昔の写真です、データはありません、、、
地平線に沈もうとしている、細い細い月は、ジョルダン東部のアズラックの砂漠で撮りました。昨年のラマダン(断食月)一日目の月です。この月が満ちて満月になり、その後、欠けて新月になるまで、およそ28日間続く断食の期間は、太陽の出ている間は、食べ物はおろか、水やタバコも口に出来ません。敬けんなイスラム教徒には唾を飲み込むのさえだめ、という人もいます。
最後は、前に住んでいたアパートから撮ったものです。
近くて遠い、月の不思議な存在感、それはここでしか経験できないことの一つかも知れません。
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